
福寿草、早春のきらめきとともにー常楽寺2月特別御朱印の魅力
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1.はじめに
立春を過ぎてようやく春を感じはじめたこの頃。暦上では、もう季節は春になります。
とはいえ、毎日寒くてうんざりしている方も多いのではないでしょうか?
今月の常楽寺特別御朱印は、「龍と福寿草と早春の光」をテーマにしています。
黄色い福寿草の花が、早春の光とともに散りばめられた希望を感じるデザインです。
見どころポイントも解説しているので、ぜひ最後までお読みくださいね。
2.福寿草とはどんな花?何月に咲く?名前の由来や花言葉は?
「福寿草」ということばを聞いて、どんな花か疑問をもった方もいるのではないでしょうか?常楽寺の特別御朱印をご紹介する前に、「福寿草」の魅力についてお伝えします。これを読むとさらに常楽寺の特別御朱印を見るのが楽しくなりますよ。
2-1:福寿草はどんな花?
福寿草は、春に咲きはじめる、黄色のかわいらしい花です。ちょうど梅の蕾がひらく頃、旧正月の2月にいち早く春を告げるように開花します。また、福寿草は旧正月の頃に咲き出すことから、「元日草(ガンジツソウ)」や「朔日草(ツイタチソウ)」という別名もあります。
2-2:福寿草の名前の由来ー長寿という意味も
福寿草は、新年の季語にもなっています。江戸時代には、1番に春を告げる花という意味で「福告ぐ草(フクツグソウ)」という名前が使われていたようです。その後、「告ぐ」という部分がおめでたいという意味をもつ「寿」と差し替えられて「福寿草」という名前になりました。「寿」という言葉は、開花期が長いことから「長寿」の意味をもつともいわれています。
2-3:福寿草は縁起が良い!その理由は?南天との関係も
福寿草は、お正月に飾られるほど縁起がよい植物とされています。福寿草の花言葉は「幸せを招く」「永遠の幸福」ともいわれており、古くから「福を招く」植物として親しまれてきました。
実は、この福寿草は南天と一緒に飾ることによってより縁起の良い意味をもつとされています。
南天は、「難転」となり「難(災い)を転じる」に通じるため、「災いを避けることができる」という意味があります。
この南天の意味を福寿草と合わせると「難を転じて福となす」という意味があると考えられてきました。
南天と福寿草の組み合わせは、古くから縁起のよい組み合わせとされており、掛け軸や食器の絵柄に用いられています。
常楽寺の特別御朱印では、12月に南天と龍の特別御朱印を頒布していました。
12月の特別御朱印をお持ちの方は、ぜひご一緒に飾ってみてはいかがでしょうか。
3.2月特別御朱印の魅力ー福寿草と早春の光
ここからは、2月の常楽寺特別御朱印のデザインについて1つ1つみていきましょう。
3-1.早春を彩る美しいデザイン
福寿草のはんこ
早春の訪れを告げる福寿草の印。黄金色の花が光を集めるように、幸福が集まりますようにとの願いを込めて、一つ一つ心を込めてお押しいたします。
この御朱印をお受け取りいただいた後も、蕾が花開くように新たな福に恵まれますように、という願いが込められています。
早春の光
厳冬から春へと移ろう季節に差し込む、やわらかな光の粒を表現しました。
福寿草の周りに散りばめた小さな光は、普賢菩薩の光明のように皆様の心を照らし、新たな希望の訪れを表しています。
心映える 菊花和紙
光沢のある繊維を丁寧に漉き込んだ和紙。
まるで祈りの光のように、パール調に輝く菊の花模様が浮かび上がります。
常楽寺の龍の印
古来より守り神として崇められてきた龍。
厄除けと心の平安をもたらす力が込められています。
福寿草と光明の印に寄り添うように配置し、お参りくださる方の願いを清らかに守護いたします。
「普賢大菩薩」の文字
普賢菩薩様は、智慧と慈悲の心で人々を導き、心の平安をもたらす菩薩様です。
この御書き入れにより、清らかな心と日々の安寧が授かりますように、願いを込めてお書きいたします。
普賢菩薩はどのような仏様?
普賢菩薩のご利益は何?
そう思った方はこちらの記事で解説しています。
ぜひ読んでみてくださいね。
梵字印「アン」
宝珠の中に梵字を記した宝印。
梵字とは古代インドで生まれた文字で、一字一字が仏の力を表しています。
この「アン」という梵字印は、普賢菩薩を表しているのです。
金文字で願い事をお書き入れ
金色の墨使用。
お書き入れする言葉は、18種類からお好きなものをお選びいただけます。
・金運上昇
・開運厄除
・身体健全など⋯
運気上昇の願いを込めて、1枚1枚丁寧にお書き入れしております。
ご家族やご友人への贈り物にもオススメです。
申し込んだ日付が入るので、お誕生日やご出産のお祝いにも喜ばれております。
1枚1枚丁寧にお書き入れ
この特別な御朱印ひとつひとつ手作業ではんこを押し、願いを込めてお書き入れしており、持つ人に特別な縁を感じさせます。
3-2.「普賢菩薩」の文字も金文字に!「辰の日」限定御朱印
さらに「辰の日」には金文字の特別御朱印を頒布しております。
「辰の日」は、金運上昇や事業の成功、夢の実現などのために、大きな運をもたらしてくれる日とされているのです。
2月の辰の日🐲:2/4(火)16(日)28(金)
辰の日限定で、「黒文字・金文字セット」も販売しております。
上記は辰の日のみの販売になりますので、ご注意ください。
4. 御朱印の受け取り方法
ここからは、御朱印の受け取り方法について解説しています。
4-1.常楽寺で受け取る
受付場所と時間受付
常楽寺の御朱印は、授与所で頒布しております。
4-2. 郵送でお申し込み
申し込み方法
オンラインで御朱印のお申し込みが可能です。
御朱印のページから「郵送で申し込む」へ進み、住所や必要事項を入力します。
お申し込み後に受け取りの確認がメールで届きます。
送料
郵送の場合、全国一律で350円の送料がかかります。
支払い方法
お支払いは、クレジットカード、コンビニ決済、スマホ決済(PayPayなど)、AmazonPay、銀行振込(手数料はお客様のご負担となります)が利用可能です。
支払い完了後、御朱印に言葉をお書き入れし、ご自宅まで郵送いたします。
受取までの目安
「発送完了」の通知から、5日〜7日程度かかります。詳細は郵便局のHPをご確認ください。
申し込みが集中した場合、お作りにお時間を頂く場合がございます。ご了承ください。
5.まとめ
ここまで、常楽寺から2月限定で登場している特別御朱印の魅力や福寿草についてご紹介してきました。立春を過ぎたとはいえ、まだまだ寒い日々が続きます。常楽寺の特別御朱印で気持ちだけでも春を先取りしてみませんか?
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